Antispam is AI for emails.

先日、クライアントと話をしていたときのことです。

クライアント：「AI？それは私たちのプロジェクトにはリスクが高いのではないでしょうか…」

私：「実は、既にAIを利用しています。それがアンチスパムフィルターです。」

そうなんです。アンチスパムフィルターはメールの世界で活躍するAIです。これらのフィルターは、実際のデータを使って学習し、受信トレイをスパムから守っています。多くの場合、第三者がメールを処理し、その内容を分析してスパムかどうか判断することに同意しています。

ここで核心となるのは**信頼**です。データを扱う相手として、誰を信頼しますか？

もし「研究と改善」の名目で第三者がすべてのデータを閲覧できると主張するサービスを利用するのであれば、そのサービスに秘密を共有するのは控えるべきです。だからこそ、サービスの背後に誰がいるのか、その主張をしっかりと精査するためのデューデリジェンスが必要です。

AIを使ってプロジェクトを始める際には、基本となる2つのポイントがあります。

1. **データをどこに送信し、保存するのか？**

2. **データを処理する会社はどのような企業か？**

近い将来、メールの使用をやめることは考えにくいでしょう。そして、より高度なAIが日常生活に組み込まれていきます。例えば、Appleが発表した自動仕分け機能はその良い例です。

重要なのは、その流れの先頭に立つのか、それともただ流れに乗るだけなのか、ということです。